先生たちが毎日書いている記録の
ある日の気づきを紹介します。
ある日の給食中です。
給食中の出来事。
Aくんは給食になって4日目、
お皿やフォーク、食べ物にも興味津々。
制限なく好きなように口へ運んでいたが
パプリカを残している。
食べやすいように、さりげなくスプーンの上に
乗せた状態で近くにおいてみたり、
保育者自身がAくんの目の前で
食べてみせたりしたが変化なし。
まぁいいか、、、と思っていたところに
BちゃんがAくんに近づいてきて
パプリカをAくんの口へどうぞ、、、
と差し出すと、、、食べた。
子ども同士の関わりの中から生まれる
力の大きさを感じた。
関わりの促しの大切さに気づいた瞬間だった。
と
書かれていました。
先生が無理やり食べさせることは
食育に反することを理解していて、
なんとか間接的な促しを
試みているところは、
さすがだなぁと思いながらも
すごい瞬間に出会ったなぁ~
と
思わず紹介したくなりました。
先生たちだけがチームとして保育しているのではなくて
子どももチームの一員として保育に参加している。
ということを現した様子です。
これぞ、『究極のチーム保育!!』
しかも、1歳児どうしの姿です。
誰かのために誰かが何かをしてあげる
という保育を実践してきて
1歳児の姿から浸透している成果を
見ることができたなんて興奮しちゃいます。